全国のサウナーの皆さんもサウナーじゃないみなさんもこんサウナー！ヒユキ・ウタミヤのサ活道へようこそ！

バーチャルサウナーのヒユキ・ウタミヤでございます。

この前のタオルのブログからはや3ヶ月以上、サウナと友達のはずがマイホームサウナに週1回行くので精一杯な日常ですよ…

とは言いつつちゃっかりサウナ遠出行っちゃってました。

今回お邪魔したサウナはシンジュクにありますテルマー湯さんに行ってまいりました。

マジでシンジュクなんて普段いかないし一緒に行った友人は龍が如くだとここはこういう感じみたいなのをめっちゃ話してくるので正直めっちゃ緊張しながら向かったんですよ。しかも場所は歌舞伎町ほぼど真ん中、さすが日本一の歓楽街といったホストやキャバ嬢の写真で彩られたビルや無料案内所の横を抜けて向かうなんて正直ヤのつく方々とかホストの方々とかばっかりのちょっと怖いサウナなのかなって思ってました。

でも実際行ってみればめっちゃきれいな見た目で浴室以外がめっちゃ充実してるちょっと田舎な地方都市でずっと愛されてきた銭湯みたいなアットホームであったかい雰囲気の素晴らしいサウナでした。

入口とか更衣室や浴室以外のスペースは高級感の溢れるまるでリゾートホテルのような白を基調とした田舎者では圧倒されてしまうような佇まいで流石日本で一番の繁華街シンジュク歌舞伎町といった感じだったんですがいざ浴場に入ってみれば何なら地方都市の郊外にあるスーパー銭湯の方が充実してるんじゃないかと思いたくなるくらいの質素な浴室。ところどころリゾートを思わせる装飾はあれど基本的には白の世界。なんなら入浴している方々もマジでどこにでもいるお父様方ばかり。

あれ？？ここ日本の中心部のサウナだよね？？

少し拍子抜けしてしまいました。ただ、肝心のサウナはめっちゃよかったのでととのいに華美な装飾なんていらないんだって思い知らされました。

まず肝心のサウナは2種類あって低温５０℃程度のミストサウナと90℃程度の対流式サウナが用意されています。

身体をしっかり清めたらまずは身体をあっためる目的で低温のサウナに入ってみることに。（まあ、ぶっちゃけ高温サウナが結構並んでたからって言うのが一番の理由でしたが…）でもこの低温サウナに先に入って大正解。ヨモギの様な薬草を炊いた蒸気がの優しい香りで僕を包んでくれて下手したら岩盤浴より長くいられるんじゃないかと錯覚してしまうくらいじんわりと身体を温めてくれました。

座るスペースは全部で7つ程度でそのすべてにシャワーが備え付けられていました。このシャワー何のためにあるかというと備え付けのハーブ塩を体に塗る塩サウナが体験できるのですがその塩を洗い流すためのものだそうです。ちなみにシャワーは適温で気持ちよかったです。一人一人のスペースが区切られているタイプなので使ったら必ず自分のスペースは洗い流すようにしましょう。（汗がたまってしまう構造のため）ただ、少し問題点もあって座るスペースがタイル張りなので室温から比べると冷たいです。先にシャワーで温めることをお勧めします。あと匂いに関しても良く取れば優しい香りなのですが長時間稼働している影響もあって昔ながらの公衆浴場の匂いがします。（伝わるかな…）苦手な人は苦手だと思うので人によってはダメかもしれません。ちなみにウタミヤは全然いけました。塩サウナでお肌つるつるです。

そうは言っても低温サウナはやはり前座ですよ。お次は高温サウナに入ってみることにしました。

とりあえず入ってみた感想はめっちゃ普通のサウナです。良くも悪くも普通です。正直僕が今までいろんなところに行って行くたびに感じた劇的な感動は特に感じませんでした。15人から20人程度が同時に入浴することができますが入口の構造上場所によって温度差がめっちゃあります。人気サウナということもあって常に満杯位の状態で常に人が循環しているような感じなので正直入口は「寒い！」と思ってしまうくらいでした。マジでタイミング悪いとずっと居心地の悪い入口でやきもきすることになります。ただ、これって結構色んなサウナで起こる問題なのでまあ、仕方ないよねって思うしかないですね。対策してるサウナの方がしっかりしてるだけですから。まあテルマー湯さんに限っては入口から座るスペースが近いってのも原因ですね。

ただ、奥の方に座ることができれば温度は高めに設定されていますし定期的にオートロウリュもされているので温度も高めに保たれてるので普通に満足いくサウナでした。まあ、オートロウリュというかサウナストーンに公園の水飲み場の水をちょろちょろぶっかけるしょぼめなやつでしたが…まあ、温度を保つためだけなら全然アリって感じなんで激しいロウリュがお好みの方は拍子抜けかもしれません。激温サウナを求める激サウナ―諸君にはちょっと物足りないかもですね…

まあ、サウナの良さって総合点ですから…水風呂がとってもいいに決まってるというわけでサウナに長居したので水風呂に入ることに。

水風呂は13℃くらいのちょっと冷たいダブルと25℃程度の座り湯とジャグジーがありました。ダブルの水風呂は唐辛子風呂になってるいるとのことでしたが正直がっつり感じるといったわけではなく正直言われなきゃ気付きませんよアレ。まだまだ経験の浅い僕では普通の水風呂よりちょっとだけキレがある程度にしか感じられませんでした…詳しい方唐辛子風呂について30分くらいの動画で教えてください。

ジャグジーの方はというと僕初めて見たんですけどボタン式でたくさん設置されているボタンのどれかを押すことでジャグジーするといったちょっと珍しい省エネなジャグジーでした。あんまり入っている人はいませんでしたがもともと入ってる人がいたりした場合はなんだか押しにくいなと感じてしまうのが日本人というもの…まあ、僕は気にしませんけど…っていうか僕以外入ってなかったですけど…正直使ってみた感想は壮観の一言。まるで自分がジャグジーの王様になったかのような気分。ジャグジーし始めるとちらほら人がやってくるので一番最初にやった人はある意味”王様”ですよ。なんちって…

ととのいは外気浴・浴室内計7席のととのいイスと4席の寝湯のみ。露天風呂の縁でも整える感じではありますが足湯みたいな感じになったり背中にお風呂の温かさを感じたりと準ととのい言ったところでしょうか。正直ととのい難民になる可能性超絶高いです。僕は結構ちゃんとイスとか座る方が好きなので正直減点要素…3セットして一回もイス確保ができなかった点を考えるとちと厳しいかもですね…

あと、めっちゃ気になったのがこの外気スペースなんだか焼肉臭いんですよ…いや、いくら天下のシンジュク・歌舞伎町とはいえ外気浴中に焼肉の香りはないだろうと…めっちゃおなか空くやん…集中できんやん…もうそれはサウナ終わったら焼肉食べるに決まってるやん…（どこも混んでて食べれませんでした）ある意味精神修業がしたいって人にはオススメですよ。焼肉のアロマ…

普通にお風呂にもめっちゃ気を使ってるようで超高濃度炭酸泉なるものがありました。ただ炭酸泉ってよく見る割にはあんまりちゃんと入ったことのない僕には「あー…なんか濃いような気がするような…変わらないような…」なんてくらいにしか感じられませんでした…炭酸泉マイスターの方だったらきっとここはこのくらいで全国どれくらいの濃度…なんてわかるんでしょうか。

ここまでこれと言ってプラスポイントを書いてこなかったですがテルマー湯さんのめっちゃいいポイントは実にアメニティ環境なんです。

洗い場のシャンプーセット類なんて2種類もあって（洗い場ゾーンが異なっている）男性風呂にもかかわらずクレンジングや洗顔なんかもばっちり完備！しかも洗面台やドライヤーの数も桁違いで脱衣所のほかにロッカールーム入り口にも広ーい洗面台コーナーが用意されていました。正直ここもロッカーなのかななんて気持ちで覗いてみたらまるでテレビ局のメイクルーム。こういうのをパウダールームって言うんだろうなって感じです。もちろんここにもクレンジングや洗顔、そして整髪料までもが完備されていて帰るころには一層バチバチにキメた美男美女になれること間違いなし。ウタミヤの長―い髪も心地よく乾かすことができました！

正直歌舞伎町の夜の住人たちはテルマー湯さんに足繫く通ったりしてるんじゃないでしょうか。

お風呂以外の点を褒めたたえるなんて正直ナンセンスだななんて思うんですけどテルマー湯さんは共有部分がとにかく心地よかったです。ふとすわったソファからフワッと香るアロマの様な香り（他のお客さんの香水とかだったらどうしましょう）、広々としているリラックススペース、ちょっと歌舞伎町価格ながらも高級料理店のような内装の併設食事処（っていうかもはやレストランでした）、腕利きの施術（ハイパーナイフという施術を体験してきたので今度番外編でレポします）落ち着いた雰囲気の岩盤浴、オシャレなバーカウンター、やっぱりわかってる缶ポカリのオロポ、すべてが上質といった感じで高級感漂う空間でした。

ただ、超都内近郊に住んでおきながら超田舎者のウタミヤには正直ハードルが高いとまで感じてしまったのでちょっと心して行かないとお上りさんになっちゃうかもですね。ウタミヤのように（笑）

このためだけにシンジュクに行こうと言った感じではないですがシンジュクに行った暁には寄ってみてはいかがでしょうか！

今回のウタミヤの使用金額

￥4,535(大人入館料（土日）￥3,285　イオンウォーター￥200　ハイパーナイフ体験￥500　自販機￥150　オロポ￥400　食えなかった焼肉￥0)

今回の満足℃85℃

テルマー湯さんHP

https://thermae-yu.jp/