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【デュエプレ】2/1~2/4までにNDランクマッチで当たった相手ログ

全体公開

2022年02月07日 23:00

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1月期、ヘヴィ・デス・メタルカップ(以下、HDMカップ)が終了しはや一週間が経つ。

新弾追加やインフレのスピードにより、ランクマッチ後期は毎度柔軟さが求められてしまう。

改めて全ランクマッチプレイヤーに、お疲れさまでした。

 

実はFanPicks開設期から、配信に乗せていないランクマッチも相手のデッキとランクマッチを開始した時間帯等をメモするようになった。

試合数が少なくても、後から噛み砕いてデータを見れば環境を分析する本当にちょっとした手助けになるかもしれないと思ったからだ。

単純にどのデッキを使ってどのデッキに負けたか、また印象的な負け方はその都度別途にコメント付きでメモしてある。

また、こうして文面で残せる上、後から自分でも見返しやすい媒体というのはおそらく月末や新しい月になった時の総括を書くときにも役に立つだろう。たとえ試合数が少なくとも。

 

現在とある理由から配信を休止している上、まともにランクを回す気分にもなれず4日間のデータしか取れていないが、折角データを取ったのだから供養がてらここに置いておくこととする。

総試合数は全日程含めて25戦程しかないが、今月の戦いを駆け抜ける誰かの参考になれば幸いである。

 

今回が初めてになるので、記載方法(テンプレート)をざっくり記載してからスタートとする。

「日付」「時間」「その時使ったデッキ」「当たったデッキおよび勝敗」「最後に掘り下げたいことを記載」の順番だ。

では、ランクマッチの新たな環境を共に見てみよう!

 

■2/1

試合開始時間:23:55

使用デッキ:黒緑Bロマノフ

1戦目:【カウンターHDM】/赤黒青 勝ち

-時間を開けて2:30から再開-

2戦目:【赤青剣誠】 負け

3戦目:【羅月サンダー/バイオレンスフュージョン】 負け

4戦目:【5Cコントロール】 負け

5戦目:【5Cコントロール】 負け

■ランクマッチ初日だったが、開始時間が初日の深夜ということでどのような相手でも安定して戦える5Cデッキが目立った。

もしこれをランクがリセットされた瞬間=2/1の0:00から継続していれば【赤白速攻】などの速攻系と当たる割合が高まっていたかもしれない。

その他、詳しい理由は最後に詳しく掘り下げるが、月初めということで全員のランクがリセットされた事もあってか前期終盤ではほぼ見ることのなかった【バイオレンスフュージョン】が異彩を放つ。

この日特に印象深かったのは4戦目の5Cだった。《解体人形ジェニー》や《破壊龍神》が入っていたのでカウンターかと思ったが、《精霊龍騎ボルシャリオ》や《魔光蟲ヴィルジニア卿》等も投入されていたのでカウンターなのかどうかは分からなかった。

まあ敗因はどっちにしろ《破壊龍神》の完成によるものだったのだが、普通の【HDM】系列とは違う勝利条件を用意していたりしていたという点でかなり相手をしていて面白かったと言える。

 

■2/2

試合開始時間:2:41~

使用デッキ:羅月サンダー/バイオレンスフュージョン

1戦目:【NEX】/赤緑白 負け

2戦目:【羅月サンダー/バイオレンスフュージョン】 勝ち

3戦目:【ヴィルジニアリアニメイト】/黒白青 勝ち

4戦目:【キリコ】 負け

5戦目:【アーク・セラフィム】 負け

6戦目:【バイオレンスフュージョン】 勝ち

■この日は変わった試合がとても多かった。まず、【NEX】は《ロイヤル・ドリアン》が投入されていた。紙と違い一番上ではなく進化元ごと全てマナゾーン送りにするルール=純粋な除去カードのS・トリガーになっているため、《エンペラー・キリコ》や《精霊王イカズチ》等トップを走るデッキのメタになるし、そうでなくても《大邪眼B・ロマノフ》等の不意打ちのカウンターにもなる。

また、デッキとしては3戦目と5戦目がとてもユニークである。3戦目は恐らく【バルクライ王】なのだろうが、《B・ロマノフ》も入っていた事から一括りにし【ヴィルジニアリアニメイト】とした。だが、最も面白いと思ったのはコストを踏み倒すためだけに赤をタッチし《暗黒皇グレイテスト・シーザー》を投入していた事である。【NEX】は言わずもがな、【キリコ】でさえ小粒のクリーチャーが残る事も少なくないので、《超銀河弾 HELL》がゲームエンド級の威力を誇るだろう。また、《インフェルノ・サイン》も投入してあったため、《ヴィルジニア》を着地させる方法が増えている。

【アーク・セラフィム】は現環境では準速攻レベルに収まる。だが、今でも《聖帝ソルダリオス》の効果による《霊騎ラディア》の踏み倒し及び除去は今でも通用する。この試合では他にも《霊騎アラク・カイ・バデス》を2体並べる事による全クリーチャーのアンタップ化も見られた。

【キリコ】も【NEX】も初動はマナブーストから入る事が多いため、同じ方法で試合をスタートするこのデッキは意外と環境に合致している可能性がある。現在6マナ域(6は《ソルダリオス》のマナコスト)までは比較的被害を抑えめにして到達できる環境なのも大きいだろう。

前回投稿した記事で触れたように、相手の思惑を崩しながらも盤面にそれなりな大型クリーチャーが居座るというのは基本的かつ純粋に強力な勝ち筋である。

 

■2/3

試合開始時間:2:50~

使用デッキ:羅月サンダー/バイオレンスフュージョン

レシピは同上。

 

1戦目:【キリコ】 負け

2戦目:【5Cコントロール】 勝ち

3戦目:【赤青剣誠】 負け

4戦目:【NEX】 負け

■この日は前日と同じデッキを使用した。前日から続けてこのデッキを握っていたのは2/4日に配信を控えており、それを最終調整する目的だったためである。

この日に戦ったデッキで面白かったデッキは【赤青剣誠】である。《アクア・ツバメガエシ》まで導入した徹底的な侍流ジェネレートによる《流牙 シシマイ・ドスファング》の積極的なジェネレートにより、手札の枚数=剣誠が出てくるまでの時間という計算を見事に狂わされた。

(例として、今までは《歌舞機ロイド・ゴエモン》による急加速のドロー以外では盤面に出てくるサムライは手札枚数までしか出てこないというのが常識だった。 例として、手札が2枚しかなく、盤面にサムライが2体しかない場合は多くの場合剣誠のG・ゼロを満たす程のサムライを並べることはほぼできない。)

《ツバメガエシ》自体が環境と共に【赤青剣誠】から抜けていったが、同名カードをデッキから出せる《シシマイ・ドスファング》による+1のアドバンテージと手札2枚からサムライが3体出てくる流れは相手が油断しているスキを見事に突くことが出来るだろう。

まさにお見事な合わせ技である。

■2/4

試合開始時間:22:00~

使用デッキ:羅月サンダー/バイオレンスフュージョン

レシピは2/2から変更していない。

 

1戦目:【青抜き4Cガントラビート】 負け

2戦目:【黒単B・ロマノフ】 負け

3戦目:【羅月サンダー/バイオレンスフュージョン】 負け

4戦目:【キリコ】 勝ち

5戦目:【赤白速攻】 勝ち

6戦目:【スカル・ムーン】/赤黒緑 負け

7戦目:【HDM】/黒赤青 勝ち

8戦目:【バルクライ王】 勝ち

9戦目:【キリコ】 勝ち

10戦目:【キリコ】 負け

■この日は配信日だったため、前の3日よりも少し早く試合を開始した。(諸事情によりアーカイブは非公開。)

この日もユニークなデッキがちらほらある。

まず、【黒単B・ロマノフ】だ。《ライク・ア・ローリングストーム》による墓地肥し及び回収、《暗黒獣ヤミノシーザー》によるブロッカー準備及び墓地肥やしのブースト等。《カラフル・ダンス》の登場により黒緑を混ぜるメリットが目立った【B・ロマノフ】だが、このデッキは初期の【バルクライ王】を思い起こさせる構築で懐かしさと共に新しい形の【B・ロマノフ】を感じられた。

緑を全て引っこ抜く事で《デーモン・ハンド》に始まる防御札が入りやすくなり、デッキスペースも広大になるため、《バルクライ》などシナジーのあるカードと合わせても良い。同弾で出てきた《神羅スカル・ムーン》との相性も悪くない。

また、試行回数が少なかったのか、はたまた時間のせいで手堅く勝つデッキが少なかったのかは不明だがこの日初めて【ガントラビート】と対戦したのも印象深い。このゲームにおけるカブトムシは季節に関係なく横行しているのだが、4日目にしてついに初の昆虫採集と相成った。

【ガントラ】は実は先月で環境から遠のくのではないかと噂されていた。が、蓋を開けてみれば、相変わらず3~4コスト域で出てくるパワー4000は除去しづらい化け物であった。かつ3~4コストというのは【キリコ】はまだ準備期間、【NEX】は最速パターンを踏んだ場合ならギリギリでNEXが飛んでくるくらいの速度である。そんなカブトムシが今期は黒を採用し、《斬撃虫ブレード・ワーム》や《超神星DEATH・ドラゲリオン》などといった返し札を入れて帰ってきたのだから本当にしぶといものである。これからもあらゆるプレイヤーにどんどん勝利を運んでくれる事だろう。

それ以外では【スカル・ムーン】、【赤白速攻】も面白かったものの、【スカル・ムーン】は《神羅スカル・ムーン》以外の進化クリーチャーや自壊カードが見られずに試合が終わってしまった事、【赤白速攻】はトリガー勝負になってしまった事が悔やまれる。

【赤白速攻】は筆者が先月の駆け込みで使っていたので語りたいことそのものはあるが、今回の記事の本題とは逸れるので割愛とする。

■総括

さて、まずはこの4日間で出会ったデッキを改めて記してみよう。いちいち再度細かく分別するとクドくなるので基本的なデッキ名で括ることにする。

 

【エンペラー・キリコ】 5回

■以下3回

【5Cコントロール(識別不能含む)】

【羅月サンダー/バイオレンスフュージョン】

■以下2回 

【カウンターHDM】

【ボルシャック・NEX】 

【赤青剣誠】 

【バルクライ王】 

以下一回のみ

【アーク・セラフィム】、【ガントラビート】、【B・ロマノフ】、【赤白速攻】、【スカル・ムーン】、【バイオレンスフュージョン】

合計25試合。

 

まず、月初め/毎月1日というのは良くも悪くも「全プレイヤーが平坦になる」事を意味する。

ランクマッチが新シーズンを迎え、全プレイヤーは前月のランクに応じたプレイヤーランクの繰り下げが行われるためである。

例えばデュエルマスターに到達した順番が1番であれ1万番であれ、デュエルマスター到達者は月初めは平等にプラチナ5にリセットされるのだ。

また、2022年度からデュエルマスターズ・プレイスにおけるパックの実装頻度は「2か月に一度」に変更されている。

2021年度までに比べ、隔月で「大きな環境の変化がない月」が存在するのだ。2022年2月、今月がまさにそれに当たる。

 

誰しもが新パックの実装日以降は色々なデッキに触れるため、特に実装日直後のランクマッチは今までの常識が通用しない事が普通である。

しかし、今月はそれがないので先月末で成立したまま環境に居座り続けている【エンペラー・キリコ】が継続してトップに躍り出ている。

その他、月初め初日以降になると全員が安定を取ってランクを上げ始める所からスタートするため、純粋にカードパワーが高い《破壊龍神》をキーカードとしたデッキも多い。

また、フォーマットがNDだったためか《神羅サンダー・ムーン》を搭載した【バイオレンスフュージョン】も多かった。

たった7マナで《破壊龍神》が出てくるのだから成功すればそのままゲームセットになる可能性も高い。

 

また、P5スタート=プラチナから転落する事は決して無いという事から、新しいデッキタイプを試そうというプレイヤーも多い。

1度しか当たらなかったデッキタイプが複数存在したのも月初めによるランクリセットの影響と考えられる。

 

日付が進むにつれ、環境は固まっていく。恐らく順当に行くと、中旬頃には【キリコ】【破壊龍神】【NEX】【ガントラビート】あたりが大半を占めると思われる。今月は新カードの実装は無い予定なので大きくデッキタイプが変わることも無いだろう。

先月までの環境読みの思考が当てはまる可能性も少なくはない。

また、今回墓地メタをほぼ見かけなかったため、もしかしたら地雷デッキ、ないしは単純にメタから外れたとして【B・ロマノフ】が復活する可能性もある。

 

ともあれ、シーズンは始まったばかり。

今月は2月ということもあり、ランクマッチの実施期間が普段の月より少ないことに注意しなくてはならないが、それでも環境を読み切って好きなカードでマスターに到達したり、《キリコ》や《NEX》の実装でこのゲームを始めたプレイヤーがマスターに到達できる可能性も十分に高い。

もしランクマッチを走りたいのであれば、他プレイヤーやYoutube等における1月度のランクマッチ/デッキ構築記事などを見てみるのもおすすめである。

この記事も試合数少な目かつ月初めの戦いだが、環境に存在するデッキタイプ読みに少しでも参考になれば幸いである。

 

さあ、デュエマ・スタートだ!

■今日の執筆のおまけスクショ

アーカイブ非公開の動画からで申し訳ないが、これは「ランク配信をしている知り合いに当たったのに、向こうが気が付いてくれなかったのでマジで盤面整えて分からせてやった」時のスクショです。これで私のこと、おぼえてくれたんだろうなぁ^^


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執筆者:明装オクト @okuto_myoso  

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デュエプレはAD/ND両マスの獲得を目指している程度です。

レジェンドにいつか行きたいと思っているらしい。

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